機械設計職
2008年入社
Q.現在の仕事内容について教えてください。
A.技術部機械設計課にて、新聞用輪転機の給紙部の設計を行っています。 「給紙部」とは、輪転機において、印刷部に紙を高速かつ安定して供給する機械です。
Q.仕事のやりがいを感じるときは、どんなときですか。
A.設計した機械が組み立てられ、無事に動いたときには、ほっとします。 最近では、当社の安全基準を満たしながら給紙部の軽量化と材料費の削減を両立することができました。高い安全性や品質を保持しつつ、軽量化によるコスト削減を目指し設計した輪転機が無事動いたときや、自分の手で設計したものが動くのを見たときに、やりがいを感じます。
Q.経験を積むことで、どんなスキルが身につきましたか。
A.設計や製図に関するスキルだけでなく、コミュニケーション能力も身につきました。配属当初は、与えられた仕事の設計を進めていましたが、今は新しい輪転機の仕様書を読んで、自分で計画をしてから設計するなど、1人で任せてもらえる仕事の範囲が広がってきました。輪転機はお客様それぞれ仕様が異なるため、仕様書には、タイプやオプションについて書かれています。仕様が決まらないと、計画が進まず図面が書けないので、仕様書は設計にとって重要なものとなります。また、工場内での実験や関連部署との打ち合わせ、新機種を導入されるお客様への研修などもあるので、社内、社外を問わずいろいろな人とコミュニケーションをとる必要があります。円滑に仕事を進めていくためには、コミュニケーションは大切ですね。
Q.当社の強み・魅力を教えてください。
A.当社の魅力は、新聞用輪転機という巨大な機械を製造している稀な会社である点です。 これだけ巨大で精密さを求められる機械はそうはないため、そういった物が好きな方は非常に魅力的だと思います。
Q.この先のキャリアビジョンを教えてください。
A.私は現在の部署に配属されてから給紙部を主に担当しています。新聞輪転機は、給紙部、印刷部、折部、レール部の主に4つで構成されているため、今後、他の部分の設計経験も積みたいと考えています。 他には、生産管理や製造工程や購買についての知識を身につけたいですね。製造段階で、ここをこうすれば安くなるみたいな…。例えば設計の段階で、品質を確認した上でコストダウンのためにどの部品を選択すべきかを考えたりしますので。また外注した場合に、それに係る輸送費が高ければ、トータルで見ると変更しないほうが安かったということがあります。そのようなことを防ぐためにも、さまざまな知識を身につけたいです。
Q.学生へのメッセージをお願いします。
A.当社では、機械や電気を勉強されている方だけでなく、情報システム関係の勉強をされている方も活躍できますので、TKSに新しい風を吹き込む意欲のある方をお待ちしています。一緒に新しいTKSを作っていきましょう。
機械設計職
2018年入社
Q.TKSに入社を決めた理由は何でしたか?
A.もともとメーカー志望だったのですが、就職活動中に会った採用担当の方や面接官の方が、優しい感じの人だったことが大きかったです。
Q.現在の仕事内容について教えてください。
A.輪転機の印刷部の設計がメインです。ほかに、保守やメンテナンスの部品の選定なども行っています。
設計という仕事は、部署内である程度完結するものだと思っていましたが、実際には仕事の上で、他部署からの意見・質問に対応することがとても多いです。それでも、部署を問わず感じの良い人が多く、そうした対応の中でも気持ちよく仕事ができています。
Q.仕事のやりがいを感じるのはどんなときですか?
A.私はまだ「言われた仕事をこなす」ということが多いですが、それでもその命じられた仕事にしっかり向き合っていれば、他の部署の方からも「しっかりやっている」と見てもらえて、仕事の上で困ったことがあっても助けてもらえたりします。そういうコミュニケーションをとりながら仕事することは、とても楽しくやりがいがあります。
Q.学生へのメッセージをお願いします。
A.TKSは、人間関係が良く、また福利厚生も充実しているとても良い会社だと思います。
土日、祝日は基本的に休みですし、食堂も安くておいしいです。
仕事の上では、若くても意見を言いやすい雰囲気があり、実際に若いうちから仕事を担当させてもらえます。コミュニケーションをとる機会が多いため、いろいろな年代の人とコミュニケーションをとる経験をしておくと仕事にも活かせると思います。
働きやすさもやりがいもあって、満足して仕事ができます。ぜひ一緒に働きましょう!
電気設計職
2008年入社
Q.現在の仕事内容について教えてください。
A.技術部電機制御課にて、主に新聞用輪転機の電機関係の制御プログラムの作成や接続図の作成、電機部品の手配を行っています。制御系の新システムを構築したときや、担当するセクションで新たな機能を追加した場合には、納入先にて現地調整も行います。プログラムは「思った通りには動かない。書いた通りに動く」もので、難しいと感じます。トライアンドエラーを重ねていき、思った通りに動いたときは、楽しいですね。
Q.仕事のやりがいはどんなことですか。
A.かつて海外出張でトラブルが発生し、急に部品が必要になったことがありました。海外で現地対応する際は、人手や時間・資材は限られていますので、一度トラブルが起きると、限られた条件の中での最善策を考えることになります。その時の部品は日本であれば直ぐに準備ができますが、海外では同じものを手に入れることができない状況でした。しかし、たまたま使っていなかった同じ働きをする部品があった為、その部品を使用し、“手に入らなくても、考えて、どうにかすることができた。”という経験がありました。現在もその輪転機が遠い地で安定して稼働していることに、やりがいを感じます。
Q.経験を積むことで、どんなスキルが身につきましたか。
A.ここは重要であるという“要”の部分と、そうでない部分という、仕事の優先順位をつけるという見極めが、徐々にではありますが、できるようになってきたと思います。たとえば、お客様の要望を聞きつつ、コスト面と時間を考えて、1歩引いて最善の策を考えるようになったことです。 見極めについては、仕事だけでなく、メリハリのある日常生活にもつながっています。
Q.当社の強み・魅力を教えてください。
A.全国の新聞輪転機の納入シェアですね。プライベートでの旅行の宿泊先で当社の輪転機で印刷された新聞を見ると、この地域にも納入しているのだと親近感を覚えます。 従業員としての感想は、どこの部署も有給休暇が取得しやすいのがうれしいです。
Q.学生へのメッセージをお願いします。
A.いまでも自分が困ったら、周りの人にアドバイスをもらっています。学生が社会人になったからといって、いきなりレベルアップする訳ではありません。何かあれば相談して欲しいと思います。それから、得難い経験は魅力的ですが、時間があるうちにいろいろ経験しなければいけないという、強迫観念にとらわれることはないと思います。いまの生活を楽しみながら頑張ることが、結果、今後のキャリアにつながっていくと思います。
採用担当より
これまでにも、若手社員に学生へのメッセージを聞く機会がありましたが、今回もあわせて、ほぼ共通して皆さんが言っていたのが、「TKSの社員はいい人ばかり」ということでした。
実際、配属された新入社員の方からも「先輩が優しくてわかりやすく教えてくれて助かっている」という話をよく聞きます。
そうした先輩の姿を見て、また良い社員が育っていく…ということも、TKSの伝統であり魅力なのではないか、と感じました。